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去る2002年7月22日月曜日。 私、けんぞうは東京都千代田区永田町にあります、国立国会図書館に行って来ました。 国会図書館と言えば伊集院リスナーなら記憶にあるはずですね。 そう、1999年8月23日放送「夏のフリートークスペシャル」で、フリートークのお題として登場しました。 トークでは、伊集院さんが 「国会図書館で森口博子の写真集を借りると、貴重な本なので特別室で閲覧ができる」 というリスナーからの情報を基にして、柳沢さん・松上さんと共に『森口博子写真集』を借りに行った、という話でした(実際に特別室に行けたのは柳沢さんでしたが)。 又、伊集院さんは『森口博子写真集』の他にも『漫画 大悦楽号』という昔自分が読んでいたエロ漫画も借りた、と話していました。 さて、そんな番組でのトークを受けて(もう3年も前ですが…)、私も特別室行きを目指し、国会図書館へ行くこととなりました。 ではさっそくその報告を。 午前10時30分、地下鉄永田町駅到着。 駅構内の案内板を頼りに駅を出て進んでいくと…、ありました、国会図書館。 が、建物自体はすぐ見つかるものの(青タイル張りの外観でした)、入り口が見つかるまでもうちょっと歩きました。 (途中、「有事法制反対!」「平和憲法を広げよう!」の幕がかかった社民党本部がありました) さて、無事に入り口に到着し、建物の中に入ると受付があり、持ってきた荷物を預けなければならないとのこと。 館内に持っていく筆記用具や貴重品類を図書館指定の透明ビニール袋に入れ、他は全てコインロッカーに預けます。 荷物を預け終わると、入館に必要な『利用申込書』の記入がありました。
この申込書を受付に提出すると、『利用者カード』という磁気カードが渡されます。 こうして、いよいよ館内に突入です。 館内に入るとまず資料検索用のパソコンが十数台ほどズラリと並んでいました。 さっそく、『森口博子写真集』を検索。 ここで、伊集院さんの話では 「『森口博子写真集』と『森口博子写真集 Wow!(ワーーーーーオ!!!!)』が出て、どっちが貴重な方なのか分からず困った。」 と言う話がありました。 が、今回、私が『森口博子写真集』で検索してみると、なんと3冊がヒット…。 伊集院さんの話に出てきた2冊プラス、『森口博子写真集 Cool』が…。 なんで増えてんの…? 只、「正解は『森口博子写真集』の方だった」という話も聞いていたので、迷うことなく『森口博子写真集』を選び、事無きを得ました。 さて、借りたい本の検索が終わると、それを『資料請求書』に記入し、貸し出しカウンターに持っていきます。
この請求書に『森口博子写真集』と記入し、受付に提出です。 数分後、受付に備え付けられた電光掲示板に私の番号154番が点灯しました。 受付に行ってみると、案の定 「すみません…、こちらの本は『図書課別室』での閲覧となります…」 との嬉しいお答えが。 さっそく受付で案内された通りに『図書課別室』なるVIPルームを目指します。 どんな桃源郷が、どんな酒池肉林が私を待っているのだろう?! そしてついに到着しました、『図書課別室』! 部屋に入り、すぐそこにいた受付らしきおばちゃんに 「すいません、こちらで閲覧するように言われたんですが…」 と、上図の『資料請求書』を手渡すと、おばちゃんが通してくれたのは『図書課別室』内にある、小ぢんまりとしたガラス張りの小部屋。 あれ?これがVIPルーム?なんか想像していたのと違うような…。 小部屋の中は、どこにでもありそうな4人掛けの机が4つ、とそれぞれに、これまたどこにでもありそうなイスが備え付けてあるだけ。 それと、壁沿いに本棚が立ち並び、その中に法規関係の重要資料らしき本がズラりと並んでます。 (『株主総会実務の手引』、『所得税質疑応答集』、『破産法の実務』、…等など) どうやらこの部屋、本来は法規関係の調べ物をする部屋みたいです(実際、2・3人ほど部屋にある法規書類を見ながら勉強されてました)。 はっきり言って、写真集をぼんやり眺めるような部屋じゃないですね、えぇ。 そんな場違いな雰囲気の中で待つこと十数分。 先程のおばちゃんが持ってきてくれました! 『森口博子写真集』!! はやる気持ちを抑えつつ、中を開きます(ちなみにハードカバーは無く、中身剥き出しのまま渡されました)。 すると…、見覚えのある面白フェイスが…、水着で笑ってます! しかし、当時19歳で売り出し中のアイドルという立場ながらも、上の水着を取ってみたり、ほぼ半裸状態のカット等(もちろん隠すところは隠してますけど)、大胆カット満載で非常に頑張ってます。 話のネタのつもりで見に来た私も、意外に楽しめる写真集でした。 (特に、胸を隠して浜辺に寝そべっているカットは、正直、ちょっと好き…) こうして、一応の目的を達成した私。 ここで「目的達成!」とばかりに帰ってしまうのも何やらもったいない気がしたので、急遽目標をもう一つ設定することに。 番組で伊集院さんが借りていた『漫画 大悦楽号』を借りることにしました。 よって、先ほど『森口博子写真集』を借りた「本館」から、雑誌類を中心に借りられる「新館」へ移動です。 ここで再び、先ほど『森口博子写真集』を借りた要領で『漫画 大悦楽号』の検索・記入・申込を手早く済ませ、貸し出しの時を待ちます。 待つこと十数分…、電光掲示板に154の文字が! そして、ついにやって来ました!『漫画 大悦楽号』!!!!
中を開くとさっそく、実写のおヌード頂戴が。 只、やはりヘア解禁前の刊行物なだけあって、もじゃもじゃ周辺は修正が加えられてました。 若き日の伊集院さん(田中建少年)もこれを見てハッスルされていたのでしょうか…? その後、エロ漫画がひとしきり続くのですが…、どれもこれもなんか違うんです…。 表紙から多少察しが付くかと思いますが、いかにも一昔前のエロ漫画って感じのものが並んでます。 正直、今の子に「これでフィバれ!」と言っても無理な気がします。 いや、あくまで私観ですけども…。 ところで、私がこの『漫画 大悦楽号』を読んでいる間、隣にはちょっと前(先週か先々週)ぐらいのスピリッツを読みあさる男性が。 アンタ、それぐらい漫画喫茶行って読めよ…。 (おそらく、タダで読めるから来てるんでしょうね) さて、『漫画 大悦楽号』と言えば、「夏のフリートークスペシャル」で伊集院さんの語っていた興味深い話が一つ。 「『漫画 大悦楽号』の裏表紙にあるダッチワイフの広告が、当時どのエロ漫画にも出てたヤツなんで、目頭が熱くなるぐらい懐かしかった」 というお話。 んで、手元にある『大悦楽号』の裏を見てみると…、載ってるんですよデカデカと! 私自身 「へ〜、コレが伊集院さんが言ってた広告か…」 と、感動するのもつかの間、 「これを是非ともサイトにUPしたい…」」 と、考えまして、急遽館内にある複写(コピー)コーナーに向かいました。 複写コーナーは、自分が複写してもらいたい資料を受付に提出し、出来上がったらお金を払って引き取る、というシステムになっていました。 さっそく私は受付に『漫画 大悦楽号』を持って行き、表紙(先ほど上に載せたヤツ)と裏表紙のコピーを頼みました。 受付のお姉さん(ちょっとキレイ系)の微妙にイヤそうな視線も気にすることなく…。 そして、出来上がりがこちらです。 じっくりと御堪能下さい。
どうでしょう。 コレはもう四の五の言わずに見てもらう他無いですね。 クリックすれば大きい画像が出ますんで、保存してお友達にも見せてあげて下さい…。 しかし、『漫画 大悦楽号』がオンライン上に載るのって史上初かもしれないですね…。 今まで、国会図書館内の複写コーナーに『漫画 大悦楽号』を差し出された方はいなかったんでしょうか。 さて、そうこうしている間に、時間は午後3:00。 館内がにわかに混み始めてきたので、そそくさと国会図書館を後にしました。 そんなこんなで、今回は無事に終了です。 国会図書館へ来るのは今回が初めてだった私ですが、かなり気に入りましたね。 いずれ、又来たいと思います。 又、皆さんも機会があれば是非どうぞ。 自宅から国会図書館まで無理なく行ける方、図書館という雰囲気が苦にならない方、どこにも見つからない本をお探しの方には是非オススメです。 利用方法次第では、下手な行楽地よりも遊べるかもしれません。 只、利用案内にあるように、18歳未満は利用できないらしいです。なんででしょ? 利用案内等、詳しくは国会図書館公式サイトをどうぞ。 |
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